代表紹介
橋本 玄 Haruka Hashimoto
防災普及学生団体Genkai(玄海)/代表
日本防災士会神奈川県支部/防災士
KFAT 隊員
2005年10月19日生
神奈川県鎌倉市出身
幼少期から、東日本大震災の支援活動に取り組む父の姿を間近で見て育つ。災害の記憶や教訓を次世代につなげることの大切さを強く感じ、中学生時代に学校の杜撰な防災教育に疑問を抱いたことをきっかけに、防災普及を目的とした学生団体 Genkai(玄海) を立ち上げる。
Genkai では、「一人ひとりに届く『あなたの防災』」をモットーに、年齢や興味に応じた多様な防災教育プログラムを企画・実施。防災を身近で楽しく学べるよう、スポーツやイベント、キャンプを取り入れた独自の手法が特徴。地域や学生を巻き込み、誰もが自分事として防災を考えるきっかけを提供している。
ご挨拶
「あなたの街は、被災前の景色」
これは、私が宮城県石巻市で出会った、震災当時の新聞記者の方にかけられた言葉です。
Genkaiを立ち上げて3年、この言葉を聞いて、私は始めて「被災」を自分ごと化することが出来た気がしました。
皆さんは、私たちが当たり前のように日々を過ごしている街が突然、「未曾有」と言われる大災害に見舞われた時のことをどれだけ想像出来ていますか?
相模トラフ西側で発生する地震によって最大14、5M、最短8分で大津波が到達すると言われています。
今あなたの目の前に広がるその景色が、いつか突然、二度と見られない景色になるかもしれないということを忘れないでください。
自然の力に対して、人間は簡単には敵いません。しかし、だからといって「未曾有」の災害に負ける訳にはいきません。
そんな中で、私たちGenkaiにできるたった一つのことは「勇気を与える防災教育」です。
「災害は命を奪いにくる」という紛れも無い事実をしっかりと伝え、「対策すれば守れる」という勇気を与えることで始めて、「主体的な防災」が実現し、災害時の防災行動に結びつくと考えています。
災害で、大切な人を失いたくない。大好きなこの街の景色を守りたい。
私たちGenkaiは、これからも「好き×防災」をテーマに掲げ、1人でも多くの人が生きる勇気を持って、「未曾有」の災害に立ち向かい、「命を守る防災行動」を経験に、裏付けられた強い信念のもと、選択し、誰1人として後悔しない未来を実現するために、発信を続けます。
学生である私たちが今できることの精一杯を尽くし、いつ来るか分からない「未曾有」の災害から、1人でも多くの命を守るために、日々の活動に励んでいきます。
皆様の多大なるご支援、ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。
防災普及学生団体Genkai
代表 橋本 玄